日本ハンザキ研究所とは

 オオサンショウオの専門研究機関であり、環境学習・交流施設及び博物館(あんこうミュージアムセンター)等の総称です。 ( 「ハンザキ」 はかつての標準和名、「あんこう」は当地方の呼び名です。)

日本ハンザキ研究所は公開施設ではありません。見学をご希望の学校や関係者の方は事前にメールでお問い合わせください。現在、研究所施設内の改装等を行っております。公開見学会や一般の方の見学は、今年度中受け付け出来ませんのでご了承ください。

 

※ご連絡は、電話での対応は致しておりません。メールにてご連絡お願いします。

現在、ハンザキ研究所では、公開見学会、夜間観察会、ボランティア活動の募集をコロナの影響で中止しております。再開の時はよろしくお願いいたします。

新着情報 ( from Jan. 2020)

 

2020. 9月15日

※⽇本ハンザキ研究所とバックネル⼤学の共同研究の成果(オオサンショウウオの⽣息地評価の研究) がドイツの国際誌 Salamandra に掲載されました。朝来市⽣野町⿊川をフィールド に⽶国の学⽣が⻑期滞在して⾏った研究です。

[以下が掲載された内容です]

環境 D N A と⽣息調査を組み合わせたオオサンショウウオの新たな⽣息地評価の試みに成功

 

*発表のポイント

 

●オオサンショウウオは、国の特別天然記念物として保護されているが、⽣息環境の分断や劣化により、 絶滅が危惧されている。個体群を保護するためには繁殖場所となる産卵巣⽳や幼⽣・幼体の⽣息環境の 保全がきわめて重要である。しかし、幼⽣・幼体は隠遁性が強い、もしくは集団が減少傾向にあるため 発⾒することが⾮常に難しく、その⽣態のほとんどが未解明なままである。

 

●オオサンショウウオは、河川の上流や⽀川での繁殖確認例が⽐較的多い。バックネル⼤学(⽶国ペン シルベニア州)⽣物学部の⾼橋瑞樹准教授とその学⽣ブリアナ・ビョーダルさん、NPO 法⼈⽇本ハン ザキ研究所(兵庫県朝来市)の岡⽥純理事⻑は、兵庫県朝来市⽣野町の市川上流域の3つの⼩河川に着 ⽬し、幼⽣や幼体の⽣息地としての評価を環境 DNA と従来⾏われている⽣息調査を組み合わせて⾏っ た。この3つの⼩河川は未調査の河川で、オオサンショウウオの⽬撃情報も限られていた。研究チーム は隠遁性が⾼い幼⽣・幼体がこういった⼩さな河川を使っているという仮説を⽴て、まずは2019年 の7⽉から8⽉にかけて3つの⼩河川から合計51の河川⽔サンプルを採取し、環境 DNA 分析を⾏っ た。その結果、51の調査地点中、43地点でオオサンショウウオの環境 DNA が検出された。環境 DNA 調査の結果を受け、2020年の 8 ⽉から 10 ⽉にかけて検出濃度の⾼かった地点を中⼼にフィールド 調査を⾏った。

 

●その結果、通常オオサンショウウオの成体がほとんど⾒られない⼩さな河川(流れ幅が約 1 m、⽔深 約 10 cm)にも広範にオオサンショウウオが⽣息していること、⼩河川が幼⽣・幼体の重要な⽣息地と なっていることが明らかになった。

 

●本研究の重要な結論は⼆つある。⼀つ⽬は、⼩さな河川をオオサンショウウオの保全計画に含めるこ との重要性である。特に、井堰などにより本流と⽀流の分断化が進⾏している現状を改善する必要があ る。⼆つ⽬は、環境 D N A と⽣息地調査を組み合わせる⼿法によって、今後まだ調査が⾏われていない ⼩河川において効率的にオオサンショウウオの⽣息地評価を⾏うことが可能だということが実証され たことだ。⼩河川がオオサンショウウオの保全上重要な⽣息地であることが広く認知されることにより、 今回得られた知⾒が分布域全体における本種の保全に寄与することが期待される。

 

●最後に、NPO 法⼈⽇本ハンザキ研究所は今回のような⻑期滞在型の共同研究に、今後も積極的に取 り組んでいく⽅針である。バックネル⼤学の学⽣さんの滞在中には⽣野⾼等学校の⽣徒さんとの交流会 なども主催した。本研究所は現在建物の改修に取り組んでいるが、外からの研究者が⼼地よく⻑期滞在 できる環境を整え、研究者と地域をつなぐ役割も果たしていきたい。


【論⽂情報】

・雑誌名:SALAMANDRA(ドイツの爬⾍両⽣類学を専⾨とする学術誌)

・論⽂名:Assessment of small tributaries as possible habitats for larvae and juveniles of Japanese giant salamanders, Andrias japonicus, by coupling environmental DNA with traditional field surveys

下記 URL で無料ダウンロード可

http://www.salamandra-journal.com/index.php/home/contents/2020-vol-56/1975-bjordahl-b-s-okada-m-k-takahashi/file

 

●本研究についての問い合わせ先

⾼橋瑞樹(たかはしみずき)⽶国バックネル⼤学 ⽣物学部 准教授

email: mt027@bucknell.edu

 

●オオサンショウウオ全般についての問い合わせ先

岡⽥ 純(おかだ すみお)NPO 法⼈⽇本ハンザキ研究所 理事⻑

email: okadasumio@gmail.com

 


2020.8月5日

8月5日 生野小学校の生徒の体験学習がおこなわれました。

その様子の神戸新聞の記事です。


2020.7.29 与布土川の夜間調査を実施しました。トピック(2020年夏)からご覧ください。

2020.7月 広報・朝来にオオサンショウウオ関連の記事がありました。トピック(2020年夏)からご覧ください。

2020.7.8 神戸新聞記事の抜粋(R2.6.19) オオサンショウウオ石像(生野町 井筒屋で見ることができます。こちらのトピックから、ご覧ください。

7月5日(日)7時より 読売テレビ「遠くに行きたい」で関連放送があります。

2020.6.9 通常総会開催のお知らせとご来場検討のお願い

ダウンロード
令和2年度通常総会のお知らせ
1.通常総会開催のお知らせ.pdf
PDFファイル 74.8 KB

ダウンロード
ご来場検討のお願い
2.ご来場検討のお願い.pdf
PDFファイル 144.3 KB

2020.6. オオサンショウウオ大会延期決定

既に報道されていますように、コロナ関係の諸事情により大会は来年度に延期することが決定されました。新しい情報はその都度掲載してまいります。よろしくお願いいたします。


2020年が明けました。本年度もハンザキ研究所への支援を宜しくお願いいたします。本年度は日本オオサンショウウオの会の朝来大会が予定されておりますので大変重要な年になります。皆様のサポートを宜しくお願いいたします。


日本オオサンショウウオの会

第17回全国大会が朝来市で開催されます。その関連記事をアップしました。

 

日本オオサンショウウオの会に関しましては詳細が決まり次第、随時発表してまいります。





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