2018.9.14日 20:30頃 栃本先生から電話があり、朝来市生野町真弓のある場所を散歩中の方がオオサンショウウオを発見。保護してほしいとの連絡があり、ハンザキ研究所のスタッフとして保護にむかいました。連絡頂いた場所に行くと市川沿いにある道の側溝にその個体はいました。保護して次の日にハンザキ研究所の栃本先生のところに届けました。個体は未登録のオスの新個体でマイクロチップを入れました。体長60㎝、体重1.02Kg 

・2018.9.09 栃本先生が 読売TV系「所さんの目がテン」の取材を受

 けました。

 放送日決定!!

 関東 923日(日)午前10時~

 関西 107日(日)午前10時~  皆さん見てくださいね!!

                  感想もメールでお願いいたします。

8月18日土曜日 夜間観察会を実施しました。

今年度2回目となる夜間観察会を実施しました。今回は、従来通り、日本ハンザキ研究所が会場です。

28名の方々に参加して頂きました。

夏休みの自由研究にするという小さな参加者の方もちらほら。

3頭のオオサンショウウオを計測することができ、川の中にいるオオサンショウウオを見ることもできました。

またのご参加をお待ちしております。

両生類はちゅう類の図鑑の紹介

日本ハンザキ研究所の岡田理事長が監修協力をした「小学館の図鑑NEO[新版]両生類はちゅう類」が発売されています。

岡田理事長は「特集『オオサンショウウオのくらし』を担当されています。日本ハンザキ研究所の近くで撮影されたオオサンショウウオも載っています。

DVDも付属して、定価2,000円(税抜き)。


オオサンショウウオ関連交流会 生野高校生徒とアメリカバックネル大学の生徒との交流会が開かれました

アメリカよりオオサンショウウオの環境調査に来ているバックネル大の学生と、生野高校生との交流会をハンザキ研究所で行いました。
生物に興味があり、国際交流を希望する高校生6名と教員2名、ALTより1名の参加がありました。

まずは自己紹介から。
日本語で名前や年齢を伝える大学生。
英語でそれぞれの興味のあることを紹介する高校生達。
バックネル大の高橋先生が分かりやすく英語と日本語で講義を進めてくださいます。
緊張していた学生達も、グループでのディスカッションになると積極的に発言をしていきます。
英語で書かれたオオサンショウウオや環境に対する設問にみんなで意見を出しあい、分からないことや専門的な事はハンザキ研の栃本所長や岡田理事長に質問。
各グループの発表は、自分達の自信のあるテーマを早い者勝ちで選んで発表。
この方法は日本の学校ではやらないだろうなぁと、見ていたスタッフも勉強になりました。

途中、暑いので休憩。
黒川温泉サイダーと生野銀谷工房のあんこうクッキーで一息ついて、次の設問に取りかかりました。
講義が終った後は、みんなで交流会。
スマホでお互いのペットを見せ会ったり、連絡先の交換など楽しそう🎵
バックネル大のTシャツをプレゼントされるというサプライズもあり、いい思い出になったのではないでしょうか。
後で大学生の彼女達に感想を聞くと「とても楽しかった!でも日本の学生達はシャイね。」とのこと。
今回のような経験を重ねることで、積極性が芽生えてくれるといいですね。

ハンザキ研究所が受け皿になり、今後もアメリカと日本の学生達の交流を続けていけたらと思います。


☆2018年度第一回夜間観察会実施報告

  • 今年度実施の第一回夜間観察会は朝来市岩津区で朝来市民限定対象として実施いたしました。今回は地域の色々な方の協賛とサポートを受け実施することができました。「朝来市と円山川の環境を守る会 上岩津区」の事務局司会から始ま胃ました。

 

  • 上岩津区の区長からのご挨拶が続きました。
  • 続いてハンザキ研究所の岡田理事長からオオサンショウウオについての簡単な講義が行われました。講義を熱心に聞く皆さんです。今回はアメリカBuchnel大学からの研修生(全員女性)とその引率者の先生も参加されました。

この会の横断幕にもオオサンショウウオのイラストがある。写っていないけれど左端には岩津ネギのイラストが描かれていました。

観察会の現場には捕獲したオオサンショウウオを入れるケースが三個準備されていました。中には少量の水が入っていて捕獲したオオサンショウウオがデータ計測中にも乾燥しないように配慮されていました。

現場は草がすっかり刈り取られ地元の皆様の熱心な協力体制に感謝いたします。

  • 現場に移動中の参加者。正確な人数は把握していませんでしたが、たくさんの皆さんの参加で盛況でした。

 

日本各地に被害を与えた7月7日、8日の大雨で円山川に棲息するオオサンショウウオは流されず果たして発見できるのかと心配だったのですが、少し時間がかかりましたが、最初の捕獲、そして次から次えと今回は再補足の一匹を含め合計六匹の捕獲でした。メスと思われる個体は結構ポチャリしていて卵をもっているような感じでした。再捕獲のオスは結構大きく90㎝ほどありました。そのほかは60㎝大の個体が三匹、特筆すべきは32㎝の個体。これほどの小さな個体が見つかるのは結構難しく、棲息環境が良いという事、そして繁殖活動が確実に行われていることの証です。円山川頑張れ!!

右側の写真のオオサンショウウオが32㎝の幼生から成長した個体です。すばらしい!!

その他捕獲したオオサンショウウオの写真です。