9月5日、7日、14日とボランティア作業を実施しました。
オオサンショウウオの保護プール周りの整備や施設内の標本や図書など、より見学していただきやすくなるように整理しています。作業しながらの撮影だったので、撮影者が作業している場面でしか一部の画像しかアップロードできていませんが、外での作業もありました。
整理ができましたら、また見学にお越しいただければと思います。
8月17日の夜間観察会は、日本ハンザキ研究所にて開催。日本全国から30名近い方たちにお集まりいただきました。
今回、調査捕獲できた個体は2体。オスとメスが見つかりました。それぞれ繁殖期が近い様子を観察することができました。
今年の夜間観察会は残り1回あるのですが、そちらも満員御礼となっています。
ぜひ、来年もいらしていただければ、スタッフ一同うれしく思います。
7月27日、朝来市民向けのオオサンショウウオ夜間観察会は、生野町竹原野にて開催しました。
生野町内の小中高生を中心に30名以上の参加があり、蒸し暑い公民館での講義も熱心に聞いていただきました。
一週間前よりアメリカのイェール大学の学生タスマン君が、
オオサンショウウオの調査技術を学びに岡田理事長に同行していますので、今回の測定はダニエル君に任せることになりました。
最初の個体は良く暴れて測定器から何度も逃げだし悪戦苦闘していましたが、すぐに慣れて手際よく測定を続けてくれ、参加している小学生たちも「タスマン、ファイト!」と声をかけるなど楽しい観察会となりました。
マイクロチップの入っている個体は、約10年前の河川工事の時に一時期保護して、当時の小学生達と放流した個体達だと思われます。
後日、保管データと照らし合わせて成長記録を確認します。
新規捕獲の1匹には、新しくチップを入れて放流となりました。
初めてオオサンショウウオを身近で見たご家族も多く、自分達の住むすぐ近くの川にこんな貴重で可愛い生き物がいるんだと感激!
オオサンショウウオに親しみを持っていただけたようでした。
2019年7月21日曜日の朝のテレビ番組「遠くへ行きたい」に取材していただきました。
「涼を求めて! 夏の風物詩探し―兵庫 姫路~生野―」というタイトルで、竹下景子さんに来ていただきました。
読売テレビ系列朝7:00~。
日本テレビ系列朝6:30~。
ぜひ、ご覧いただければと思います。
7月21日日曜日に「栃本先生を偲ぶ会」を開きました。栃本先生が愛した日本ハンザキ研究所にて、会場や祭壇を役員事務局員をはじめとした皆で手作りで作りました。
当日は、約150人の日本全国から栃本先生を慕う方たちが集まってくださいました。また、参列できないからと心のこもったお言葉やご厚志をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
これからも、岡田理事長を中心として、先生のご遺志を継いで、日本ハンザキ研究所は活動を続けてまいります。
今後とも、なにとぞご支援よろしくお願いいたします